民衆の歌

2015年8月30日に全国一斉デモが行われ、国会前では10万人以上がデモを行いました。それに先立って、自由の森学園の高校生たち100人が国会北側の公園口でレ・ミゼラブルを熱唱しました。プライバシーに配慮してぼかしをかけています。 表紙のタイトルのカラーと、ぼかしのカラーは、フランスの国旗に習って青、白、赤(自由・平等・友愛)です。

国会前で高校生達が歌を歌っている。
レ•ミゼラブルの「民衆の歌」
歌が商品として生産/消費されるのでなく、人と人とを結びつける情念の共振動、民衆芸術として路上に回帰してきている。歌われる歌の新しい、古いは関係な い。歌のアクチュアリティは、どのような状況の中でその歌が歌われてきたか、だからだ。いつの時代も、文化はこうやって路上から、抵抗の中から生まれてくる。