連日続いている香港の道路占拠がさらにすごいことに。
香港のIndependent Web Media 「香港独立媒体」より写真を引用。詳しくはfacebookページより→https://www.facebook.com/inmediahk?hc_location=timeline
今日、反オキュパイ派(香港マフィアが動員したチンピラとの噂)がオキュパイのテントやバリケードを警察と共に暴力的に排除した。
しかしその後、人々が道路にふたたび戻って竹を組んで、道路そのものの上に覆い被さる水平のオキュパイスカフオルディングを組み立てている。香港では高層ビル建設現場の足場が竹なので比較的手に入りやすいと思われるが、オレンジのゴミ箱を支柱にし、そこに竹を格子状にくみ上げ、互いを連結させ簡単にはすべてを排除できないような構造を持つ、空間占拠のための巨大一時的/仮設的な闘争空間ともいえるようなものを作り出している。
建設現場で手に入る素材を道路の上での政治的直接行動へと転用し、なおかつ造形的な力も備えた、そんじょそこらのインスタレーションアートも真っ青になるような香港特有の路上の集合的想像力/創造力の具現化のようなこの竹の構築物。まさしくそれは闘争の為の仮設建築、もしくは不服従のインスタレーション(Disobedient Installation)とでも呼べるような姿となって私たちの眼前に現れたのだ。
香港の独立音楽家Ahkok Wong氏曰く、『私たちは「折り畳み傘革命」から「竹テント建設事変」へとさらに一歩進んだ』とのこと。